七尾線を旅してきた。津幡駅から七尾駅までの約1時間のローカル線の旅。
基点の津幡駅構内にあった 火牛の像。角に松明をつけている。
倶利伽羅峠で源義仲軍が平維盛軍約7万を壊滅させた火牛の計で有名な
あの火牛である。
終点の七尾駅から 徒歩約15分で訪ねた七尾港でゆったり海を眺めてきた。
さて、筆者がまさかと思った政権ができた。筆者の住む千葉県の人たちは
千葉県はじめての総理というので応援する人が多いようだが、筆者は一刻も早く
「贅肉政権は解散して民意を問え」と言いたい。そもそも福島原発の汚染水のを海洋投棄
にGOサインを出した時点で民主党政権は万死に値するし、今もなお政権に居座って
いることがおかしいのだ。しかも、震災の復興財源の20兆円を臨時増税で賄うなどと
馬鹿げたことをぬかしている。イレギュラーな災害の出費は国債を発行して賄えばよく
1000年に一度の災害の分は1000年かけて返してもよいのだ。、そもそもがこれまでの
公的債務1000兆円が1020兆円になるだけの話であって、元々の1000兆円だって
政府は返済しようとはこれっぽっちも思ってはいないのだから。
一応、「無駄を徹底的に削減して」などというもっともらしい枕詞をつけてはいるが、
こんな言葉に騙されてはいけない。「公務員の給与の2割削減」というマニュフェストの約束を
民主党は実行していないし、また選挙で官公庁労組に支援を受けているので実行もできない
のである。ここで簡単に増税をゆるせば「財務省の自由裁量になるお金」が民間から、政府
に移転するだけだ。
一年もの国債の利回りが100パーセント超になって サラ金から借金をしているような国である
ギリシャは就業者の4人に一人が公務員である、という事実を忘れてはならない。
太めの総理には 「解散をして、先ずご自分の贅肉を落としてから出直せ」というのが、
我が国のためにもご本人のためにも、「本当の親切」というものだろう。
今我が国に必要なのは、平成版 「
火牛の計」なのである。