「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」
有名な作品の冒頭である。
国境は「くにざかい」と読んで欲しい。上州と越後の境なので、そう読まないと
意味が通じないからだ。 それでも「こっきょう」と強弁する人も多いらしい。
「こっきょう」では中国国境を越えてシベリアに行ってしまう。
【首相として今後も責任を果たす。都議選は国政に影響しない。】
ラクイラ・サミットでの記者会見での首相Aの弁
こちらも 強弁の人である。
「国政の動向は都議選に影を落としている。しかし地方選なので、その結果に
よって私が責任をとるつもりはない。」 これが正しい言い方ではないだろうか。
強弁:無理に理屈をつけて言い張ること、また、言いわけすること。(広辞苑)
母国語を正しく使うことの出来ない人に
「私は外交が得意だ。」 と言い張られても、
母国民は困惑するばかりだ。
KONICA C35EF TREBI
6年後の追記
カメラの乾燥ボックスの整理をしていたら、konica35EFが出てきた。電池を交換した
ら無事動く。過去の記事で このカメラの作例を探したら このページが見つかった。
この写真は 別所の町を見物したあと、宿に向かって歩いている途中に撮影した。
いまでも撮影したときのことを憶えている。
夕刻にもかかわらず、レンズはしっかりと柔らかい光と色をとらえている。
HEXANONレンズの実力やおそるべしだ。
この時使った フィルムのFUJI TREBI100Cは その後販売中止になってもうないが、
PROVIA100Fなら 冷蔵庫に在庫をまだ少々持っている。
今度旅行に行くときには、ここぞという時の勝負カメラとしてこのカメラを
持っていくつもりです。(2015.08.02 アナゴ)